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0105は男の番号

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[No.1060] 0105は男の番号

0105は男の番号 この作品の監督・山本竜二は、京都出身。そして叔父は、日本映画界の大スター・嵐寛十郎。そして自身は、ピンク映画やアダルトビデオ、そして一般映画やテレビドラマまでオールラウンドに活躍する怪優。そんな山本竜ちゃん、何が一番楽しいって聞いたら、「そりゃ、ホモ映画の監督をしてるときですよ!」との返事が返ってくる。そう、ホモ映画にも数多く出演しているし、監督作品も5本もあるのだ。
そんな彼の監督作品の中で、彼が愛して止まない「映画」への思いが一杯詰まっているのが、この『0105は男の番号』だ。
ホモ専用の伝言ダイヤルで知り合った青年に何とか会いに行くために奮闘する男を監督自ら演じているが、この伝言ダイヤル、実はプロホモが経営する悪徳回線で、そこに餌食になった善良ホモがたくさんいることが分って、なんと今夜の恋人になる予定だった青年まで拉致されてしまったが…。というストーリーが、盛りだくさんのエッチシーンとギャグで展開されていく。0105というのは、この世界の隠語、つまりオ・ト・コという意味なんですね。
そして監督の映画への思いと言うのが、全篇の色んなところに、監督の大好きな映画たちの一場面のパロディーシーンとして散りばめられていることだろう。あつ、ここは、あの映画だ、なんていう楽しみもあるのです。
とにかく見ていて飽きない、スピーディーかつ、エロス度も満点という、テッテ〜的に娯楽に徹した、アラカンもびっくりの、監督自慢の一本。必見です。

※35ミリフイルム・DVDの両形式とも配給できます。
※[CINEPO.com] にてセルビデオも販売中。


上映形式

0105は男の番号 1995年制作
[監督・脚本]山本竜二
[脚本]切通理作
[撮影]下元哲
[照明]伊和手健
[助監督]高田宝重
[音楽]ホモバンド
[録音]シネ・キャビン
[編集]酒井正次
[製作協力]セメントマッチ
[製作・配給]ENKプロモーション
[出演]山本竜二、井上大地、池島ゆたか、倉岡恭平、森山龍二、熊谷公志、吉村卓、山本清彦、小林節彦、木元博文、秋山豊、綿引近人、マグナム北斗

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